H 入居審査で落ちることもある

G 入居申込書の役割
E 夜道が安全かどうか

D 周辺環境は歩いてチェック

C建物の管理状態で入居者の質がわかる

B 部屋の広さは自分の目で確かめる

A日照のチェックも忘れずに

@ 必ず騒音をチェックする

賃貸契約のワンポイント

第5章 転居手続きと引渡し

第4章 賃貸借契約を結ぶ時

第3章 物件の下見から入居申込まで

第2章 まずは情報収集

第1章 入居までの費用・入居してからの費用

第2章 まずは情報収集

第1章 入居までの費用・入居してからの費用

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第5章 転居手続きと引渡し

第4章 賃貸借契約を結ぶ時

E夜道は安全かどうか

D周辺環境は歩いてチェック

C建物の管理状態で入居者の質が分かる

H入居審査で落ちることもある

G入居申込書の役割

F入居申込は「契約」ではない

B部屋の広さは自分の目で確かめる

A日照のチェックも忘れずに

@必ず騒音をチェックする

家主は入居希望者が提出した「入居申込書」をもとに、その希望者を入居させるかどうかを判断します。入居審査にかかる時間は大体1週間くらいです。この入居審査で家主が入居をOKしないケースもあります。家主から見れば、自分の財産であるマンションやアパートを他人に貸すわけですから、経済的に安定している人や、生活上のルールを守る人に部屋を貸したいと考えるのは、当然のことと言えるでしょう。

不動産会社が用意している「入居申込書」には、住所・氏名・年齢・職業・年収・保証人の氏名などを記入する欄があるのが一般的です。こうした細かい事項を記入する理由は、不動産会社が家主にその内容を知らせる必要があるからです。つまり、入居申込書は、家主がOKを出すかどうかを決める重要な書類です。入居者としてはできるだけ詳しく記入した方がよいでしょう。ただし、申込みの時点では、まだ保証人を誰にするか決まっていないことが多いと思われます。この場合は、不動産業者にその旨を告げて、保証人になる見込みの人を記入しておくのが良いでしょう。

物件を下見して気に入った場合、不動産会社に「入居申込書」を提出することになります。この入居申込書の書式は、不動産会社によってまちまちですが、、住所・氏名・年齢・職業・年収などを記入する書式になっています。ここで注意したいのは、入居申込書は、あくまで入居する意思を確認するだけの書類であって、賃貸借契約書ではない、ということです。したがって、入居申込書を提出した後でも、入居申込みをキャンセルすることが可能です。提出する前に、この点を不動産会社に再確認しておくとよいでしょう。

F 入居申込は「契約」ではない

女性の場合は、駐車場から物件までの道が夜間も安全であるかどうか、忘れずにチェックしてください。朝や昼間は人通りが多くても、夜間のなると人通りがなくなる道が多いからです。もし、駐車場までの最短経路が、夜になると人通りがなくなるような場合には、より安全な経路を自分で考えて、その経路を実際に歩いてみてください。

物件を下見する際、物件の周辺をできるだけ歩いて、自分の目で環境をチェックしてください。特に重要なのは、騒音や悪臭のチェックです。例えば、物件の近くに、うるさくほえる犬のいる家を見つけたとしましょう。この物件に入居すれば、早朝に犬のほえる声で悩まされるかもしれません。同じように、住宅の中にある小規模な工場なども要注意です。また、悪臭もチェックしましょう。例えば、物件の裏手の溝から悪臭がするというケースもあります。こうした物件の欠点は、入居してはじめて判明することが多いのですが、入居してから後悔しないためにも、周辺環境を歩いてチェックするべきです。

物件の下見をする際、建物の管理状態が良いかどうかチェックして下さい。ゴミ捨て場・駐輪場の使い方や、廊下・階段の清掃の様子などを見れば、きちんと管理されているかどうかは分かります。建物の管理状態が悪い物件では、入居者の生活態度も悪いことが多いようです。管理状態が悪いのは管理者がしっかりしていない証拠です。入居してから他の入居者に悩まされないためにも、管理状態のいい物件を選びたいものです。

賃貸広告では、部屋の広さを、平米数では表示せず、帖数(畳の枚数)で表示している広告が多く見られます。1帖の広さは、不動産広告の基準によって「1.62平米〜1.65平米」と決められています。物件の下見の際には、この基準をもとに、部屋の広さを自分の目でチェックして下さい

物件を下見するとき、窓がどの方角を向いているかという点は意外にチェックしにくいものです。よく言われるように、東向き、南向きが、日当たりの良い方角をですが、下見の際に方角を正確に知るのは難しいので、下見の後に住宅地図で部屋の向きをチェックすることをお薦めします。また、東向き、南向きの窓がある部屋でも日当たりが良いとは限りません。例えば、部屋に接するような建物が隣にあるケースも多いでしょう。また、少し離れたところに高いマンションなどがあり、カーテンを開けると部屋の中が見えてしまうケースもあります。下見の際に、実際に窓の外を見て、周囲の状況をチェックしてください

物件を下見するとき、騒音のチェックは念を入れて行いましょう。週末の昼間に物件を下見するときは特に要注意です。例えば、平日は、近隣の工場や学校が出す騒音がうるさいが、週末は静かでも、夜になると近くの汽車の騒音が響くこともあります。できれば物件に入居を決める前に、昼と夜、平日と週末、のように2回以上は現地でチェックしたいものです。

物件の下見から入居申込まで
[第3章]