G 軽微な修繕は入居者が負担する
F 火災保険料の支払いは2年に1度
C 前家賃は1ヶ月分
@ 用意するお金の目安は家賃4ヶ月分
賃貸契約のワンポイント
C前家賃は1ヶ月分
E仲介手数料がゼロの物件もある
H敷金は全額戻ってくるとは限らない
G軽微な修繕は入居者が負担する
F火災保険料の支払いは2年に一度
B仲介手数料は家賃の1ヶ月分
A資金は家賃の2〜3ヶ月分
@用意するお金の目安は家賃の4ヶ月分
H 敷金は全額戻ってくるとは限らない
E 仲介手数料ゼロの物件もある
D火災保険料・鍵の付け替え費用も忘れずに
B 仲介手数料は家賃の1ヶ月分
敷金は部屋を退去する際に全額戻ってくるとは限りません。家賃の滞納や、部屋の補修費用は、敷金から差し引かれてしまいます。中村市近郊では、退去の際に、平均して敷金の約5割を差し引き、約5割を返還するというような調査結果もあります。ところで、敷金から差し引かれるのは、入居者の故意や過失で破損・汚損した部分の補修費用だけです。通常の生活を送っていれば破損・汚損して当然の部分については「自然損耗」と呼ばれ、敷金から差し引かれません。例えば、畳の日焼け、壁・天井・床の汚れ等については、通常の生活で当然予想される程度のものであれば、入居者の敷金から差し引かれないので、賃貸借契約を締結する前に契約内容を確認しておきましょう
入居してから部屋の設備が壊れた場合、その修繕にかかる費用は入居者が負担する場合が多いようです。例えば、部屋の電球の取替えのように軽微な修繕は、入居者の自己負担です。しかし、金額が大きく、しかも通常生活していれば当然に予想されるような修繕については、家主と入居者で負担するか、もしくは家主が全額負担する場合が多いようです。例えば、水道が老朽化のために漏水した場合など、家主が負担する場合が多いようです。いずれにしても、賃貸借契約を締結する前に、家主と入居者のどちらが修繕費を負担するのか、しっかりチェックしておきましょう。
入居者が賃貸住宅に入居する際には、入居者の負担で火災保険に加入するのが一般的です。この費用は1〜2万円程度です。さらに2年に1度契約を更新する際にも、火災保険に再度加入する必要があるので、更新のたびに火災保険料を出費することになります。
賃貸住宅に入居する場合、入居者は自分のお金で火災保険に加入することが条件になっているケースが多くなってきています。この費用は1〜2万円程度のことが多いようです。加入手続きは不動産会社が代行してくれます。また、ドアノブの鍵の付け替えをするケースもあるようです。この費用は5千〜1万円程度かかります。
前家賃とは入居を開始する月の家賃のことです。例えば、8月に契約を済ませて、9月から入居を開始する場合に、契約の時点で9月分の家賃を前もって支払います。これが前家賃です。なお、月の途中から入居する場合は、前家賃として、その月の家賃(入居する日から月末までの日割り家賃)と翌月分の家賃を、一緒に支払うことが多いようです。この場合、前家賃は1ヶ月分を超えることになります。
仲介手数料は、家主と入居者との仲立ちをしている不動産会社に支払う金銭です。この金額は最大でも家賃の1ヶ月以内と法律で決められています。実際には、この限度額いっぱいまで(つまり1ヶ月分ちょうど)を支払うケースが多いようです。
四万十市近郊では、賃貸住宅に入居するとき、家主に対して敷金を預けておくのが一般的です。敷金はあくまでも預けておく金銭ですから、賃貸住宅から退去する時に原則的には戻ってきます。ただし、賃貸住宅から退去する際に、家賃を滞納している場合や、入居者の負担で部屋を補修する必要がある場合には、その金銭が敷金から差し引かれることになります。敷金の額はおよそ家賃の2〜3ヶ月分です。敷金を払うのは、賃貸契約を正式に締結する時です。
四万十市近郊の場合、賃貸住宅に入居するには、およそ家賃の4ヶ月分が必要とされています。その内訳は、敷金が2ヶ月分、仲介手数料が1ヶ月分、前家賃(=入居を開始する月の家賃)が1ヶ月分です。もっとも仲介手数料が不要の物件もありますから、4ヶ月というのはあくまで目安と考えてください。また、引越し費用や家具の購入費用も含めると、実際にかかる費用は4ヶ月分より多いとも言えます。できるだけ余裕を持って予算を組んでおく必要があります。