■四万十ヒノキ印鑑
日本書記には「杉と楠の木は船に、ひのきは宮殿に使いなさい」と書かれています。「ひのき」は古くから宮殿建築用として、最適で最高の材となることが知られていました。「ひのき」と言う名の由来は「火の木」の意味で、古代に火おこしに使われたという説と一方では、尊く最高のものを表す「日」をとって「日の木」と言う説もあります。
そのように、「ひのき」は仏閣や神社を建てるための木材として古くから」重用されて来ました。「ひのき」は伐採してから200年間は強くなり続け、その後1000年かけて徐々に元の強度に戻って行くと言われています。実際に「ひのき」で建てられた法隆寺や薬師寺の塔は、1300年経った現在も威風堂々たる雄姿を見せてくれます。このことから、現在 法隆寺や薬師寺で使われている1300年前の「ひのき」は、現在も伐採時とほぼ同じ強度と言えます。
当地、「四万十ひのき」とは四万十川流域で産出されるひのき原木の総称です。「四万十ひのき」は、強度はもちろん上品な桃色の心材の色艶や、脂分が多いのが際立った特質です。
高知県の「ひのき」の森林規模は、国有林・民有林を合わせると、面積・蓄積量共に全国一を誇ります。中でも四万十川流域を含む高知県西部地区には良質の「ひのき」が豊富に蓄積されており、古くから優良な建築用材産出地として、建築関係者にその名を馳せながら、今も悠久の歴史を刻み続けています。
四万十川流域の深山幽谷で伐採された、「四万十ひのき」の根元部分(元玉)は、建築材としては用途が少なく、多くが処分されています。山中で切り落とされた元玉は、水やカビ・虫に強い赤身部分が多い上、厳しい天変地異を不動不屈の気概で耐えしのぎ、大樹を一徹に守り抜いてきた、強靭な生命力を宿している部分と言えます。その元玉を収集、規定サイズのブロックに切りそろえ、薬品は一切使わずに真空炉内で「水」と「熱」と「圧力」だけで形状を固定化してできた「圧密材」を印形に形成後、丁寧な磨き工程を経て、高強度・高比重で、針葉樹独特の綺麗な年輪目を纏った、上品で味わい深い印材となりました。そして一連の工程最後に「幸運祈願入魂」を行った後、処分を待つ憂き目の「路傍の切り株」から、強い生命力を宿した「至高の印材」として蘇えりました。正にひのき舞台へ登壇です。
お買い上げ戴きました時、印面に買主様のお名前が刻印されて、晴れて「珠玉の印鑑」として完成に至ります。その後々は、押印後の前途が、幸運の道につながる事を念じつつ、持ち主様を証す役目を全うしてまいります。
◎四万十ひのき印鑑の出来るまで。
形状別
サイズ・形状
本数
通常価格
発売記念特別価格
注文
化粧箱
保証
1
認印・銀行印
実印
12o・丸棒
1
¥17,000
\10,000
注文する
桐箱
モミ皮ケース付
当店
規定で
10年
保証
15o・丸棒
1
¥19,000
\15,000
注文する
桐箱
モミ皮ケース付
2
法人・団体用
役職丸印(サヤ付)
18o・丸天丸
1
¥60,000
\48,000
注文する
桐箱
牛革ケース付
3
法人・団体用
役職角印(サヤ無し)
21o・角天丸
1
¥45,000
\36,000
注文する
桐箱
牛革ケース付
◇「送料 全国無料」 ◇「代金引換払い 可能」 ◇「価格は税込み」 ◇「特別価格有効期限:平成29年8月31日」
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